(2022年に別所で投稿したものを再掲したものとなっています。)
タイトルの通り、占いしてもらいましたの記事となっています。
が、元々占いと言うものがあまりなじみのない世界(苦手意識すらあった)だった人間の為、せっかくなので占いが気になりだしたきっかけやら占ってもらって自分がどう受け止めたかとか、そういうことをまとめていこうと思います。
占い、というか、言葉が欲しい自覚の話。
お好きな方には申し訳ないのですが、私は元々占いと言うものが苦手でした。というのも、スピリチュアル関係を楽しむ方とあまりいい縁がなかったといいますか。人それぞれ、と分かっていますが、信じすぎる方が怖かった経験があり、占いにも苦手意識が積み重なってしまっているところがあったのです。
元々、未来が決まっているとか、運命とか、そういうものも苦手だったんですよね。決まっていたらどうしようもないじゃないですか。残酷で恐ろしいな、という気持ちで、それに対して肯定的感情が持てなかったのもあります。
では、なんで占いが気になったのかと言うと。これについては結構自覚があります。言ってしまえば、「他人の言葉が欲しい」という感情がじんわりと自分の中にあるのがわかっていたからです。
カウンセリングをするほどなにかあるわけではない。けれども相談したいようなことがあって、でも相談するほどではないから自分の中に持っているしかない。なにもせず他人からアドバイスを貰えるような立場ではないし、そもそもアドバイスと言うものが怖い、部分もあります。自分の生きている、出来ている中で、積み重ねた中の一歩について、他人の言葉が欲しい。とてもあいまいな感情は甘えですし中々解消されませんが、そういうとき、占いのような少し距離があり、しかし自分に対して向けられる言葉があるといいのかなぁとぼんやり思っていました。
とはいえ、実際に依頼できるかと言うと別です。前述したとおり、スピリチュアル的なものが苦手ですし、根は占いを信じていないところがあるんです。なにかのお守りのように、言葉から自分が使えるものを選んで、ふとしたときに自分が頷くきっかけになるような、そんなふわっとしたものが欲しいだけなのです。この温度の自分が世間の占いなんてしてこういうものですっていわれても引いてしまいますし、占いをしてくださる方にも失礼でしょう。
ちょっとだけひとりでがんばるには苦しいけれど、出来ないわけじゃないし、むしろそうやってきて、そうやっていくのが普通。そんな自分をなんだかんだわかっていて、ちょっと欲しいな、という気持ちのまま、その欲しいを求めるよりも思うだけが無難で馴染む結論でした。
そんなことをしていたときに、知っている方が占いの依頼受付を再開されており、ご縁をいただいたのが今回のきっかけとなっています。なにが安心って私の占いに対する苦手意識とかもろもろ、失礼な部分を理解してくださったうえで、占いに対するスタンスも自分には怖いと感じにくいものでした。また、その方の普段の言葉選びなどが穏やかで、ああこの方なら大丈夫かな、という気持ちもあり、えいやとご依頼させていただいた形になります。
依頼先:彁はるこ 様( @yumika_ka )※現在依頼受付停止
実際占ってもらって
そういう訳で、占ってもらったわけですが。実際占ってもらってよかったなぁというのは、自分が占いが気になりだした動機に一番寄り添った言葉がもらえたあたりです。
私にとって占いはあくまで占い。未来を予見しているとかそういうものではなく、でもなにか、自分にとって見つめられる言葉が欲しかった。そうなるかどうかはわからないけれど、そういうことがあるよ、という言葉に、じゃあやってみようかな、と自分にとって免罪符になるような、一歩チャレンジの後押しになるような、もしくは休むように見つめ直すためのひとつのような、そういうもの。そんな言葉を頂戴できてよかったな、というのが今回の気持ちです。
実際占ってもらったのは「総合運(主に創作について)」というカテゴリです。なにをと細かく言う感覚もなかったですし、プライベートはまあ流されるままでいいかという気持ちです。なにいわれても今のリズム崩せないだろうしな、という理解が大きいのもあります。そういう中で、自分が一番向き合って抱えていくのは創作だし、言葉が欲しくなるのも創作かな、と思って、特別なにかってのはないけれど全体の運勢でお願いします、気になるのは創作くらいかな、みたいな塩梅のふわっとざっくり仕様でお願いしました。
特に、年末年始に記事を書きましたが、版権の創作を始めていたのもあり。ちょっと新しい場所にいる故に余計気になって、というのもですね。
そういえばこういう占い結果ってあまり詳細にかかない方がいいんでしょうか。全然わからないですね。占い結果の文章って占った人の著作物だし……? とりあえず記事を書くにあたって確認しましたが、全文コピペみたいなことはしないようにしておきます。本当まったくもって知らない世界ですね。
占い結果について
面白かったのが、今回占ってもらった結果は「ゆとりや安定といったポジティブな結果」「逆に不安定なネガティブな結果」で、これは占いの性質なのかわかりませんがポジティブとネガティブの内容が天秤のように似たようなテーマで意味合いが変わっているのが面白かったです。全体的にポジティブなんだけれど、というような形ですね。
項目としては【現状】【収入、出費】【知識、趣味】【生活】【娯楽、趣味】【健康】【共同作業】【直感】【思考】【仕事、能力】【対人関係】【精神的影響】【対策】【総合】といった形であり、コメントが各項目にされていた形ですね。総合で見解を教えてくださるので、ポジティブとネガティブの天秤について不思議だなあと思っていたら「運気の流れが良い分変動が激しくなりそうなので、疲労も溜まりやすくなる」といったような言葉があり、「ああーああーそれはわかる、そういうことあるよね!」としました。占いだからとかではなく、単純にそういうことってありますよね。そういう実際にあることが起きるかもよ、みたいな形なので、そういう傾向あったときに休むの大事ねぇみたいな気持ちで受け止めやすかったです。
内容としてはポジティブなものは自分にとって嬉しい言葉が多かったです。元々コツコツ物事を積み重ねていくタイプなのでその関係の言葉があると「ああ、自分がやっていることって悪い事じゃないんだ」とか思えたり、そういった積み重ねになにかよい結果があるんじゃないかという言葉があればやはり素直に噛み締めるものがあります。言葉を信じる、というよりも、多分そういう言葉を他人から欲しかったんだろなあみたいな気持ちなので占いに対する普通の気持ちと違うかもしれませんが。
ネガティブなことに関しては、自分はどうしても消耗しやすかったり外部からの言葉に凹みやすかったり環境にぐるぐるしたりする豆腐メンタルなので、「あっ覚えがある……凄く身に覚えがある……」となりました。実際そういう事態になったりした過去があるので、傾向を掴んでうまく立ち回りたいなとか距離を置いたり自分のストレスコントロールしたいなと思えたので、向き合う、に丁度いい言葉だったとも思います。ポジティブだけでなくネガティブもあるので、自分への安堵と過去にあったのだからの警句、という意味で丁度よかったなぁという実感ですね。特に、どうにもできずひとりでぐるぐるしたりしやすいので、そういうときに、「そういえばああいう言葉貰っていたからこれを試してみよう」みたいにできる言葉が増えたのはよかったと思います。距離を置くとか自分と向き合うとか、そういう行動はよくあるもので、そういうよくあるものを選ぶことも難しいようなときに、ああいう言葉があったからやってみよう、と、動けなくなった時に頭使わず使える手札があるのは正直めちゃくちゃ助かるな……という心地でした。これは占いを信じるかどうかというよりも、単純に指標として、言葉として、ああいいお守り貰ったなあという気持ちですね。
これからについて
新年あけて依頼をさせていただいたので、今年の運勢みたいな気持ちで占い結果を自分の友人のようなお守りのような感じで持っていきたいな、というのが今回していただいた結論でした。私にはちょうどいい言葉を貰えたし、これを依頼と言う形で出来るの本当贅沢な有難さだったなと思います。また次も依頼を受け付けるときがあれば依頼したい、と思えるものでしたね。占いの期間そういえば聞いていなかったので本当勝手なあれなんですけど来年くらいにまたご縁があったらいいな……と思うくらいに、占ってくださった方への信頼と結果への安堵のようなものがありました。怖くなかったし……。
メンタルにとってのお守りがてら、当たるも八卦当たらぬも八卦みたいな気持ちのままですが、そういうことってあるよなっていうものに対して平時に考えられるって意味でもよかったです。ネガティブについてはすでに言いましたが、ポジティブについては本当チャレンジを後押ししてくれるような内容だったので、えいやと新しいことをやっていきたいなと思っています。
特に版権、自分はいつも居場所が無いと感じがちで、ジャンルに対して罪悪感とか持ちやすいんですよね。でも、いま活動が楽しくて、やりたい、があって、でもやってもいいよなんて誰かにいってもらうようなものではないじゃないですか。占いに責任を取らせる、といったことは凄くなんかこう、失礼だなと思っているのですが、しかし占いでもらったポジティブをお守りに、「こういっていたしやってみよう」って自分に言い訳して好きなこと、してみたいことをできるのめちゃくちゃ嬉しいな~~~~~って実は思っていたりします。そんなの、別に言葉が無くても出来るし結局しちゃうんですけどね。でもやっぱり不安で、罪悪感が多くて。だからそういうとき一人じゃなくて、占いと言うかたちでも他人の言葉がそばにいてくれるのは自分にはとても貴重な糧でした。
探偵記録者(オリジナル創作)のリメイクも、版権での活動もしたいことがたくさんな2022年です。やりきらなきゃ、ということはないですが、楽しんで触れていきたいなと思っているので、色々したいことを重ねてやっていきたいですね。
楽しいをマイペースに続けることだけはおそらく得意だと自負しているので、そんな自分にお守りが出来たことを感謝しつつ、よかったなあという占いメモがてらの記事でした。
(初出:2022/01/31 再掲:2023/03/21)