【同人小説感想】アンソロジー『破戒』Breaking Knox感想

最害 カリフォルニアデスロールの野良兎

 冒頭のはじまりかた、静かに斜に構えた少し暗い瞳が見える感じがしますね。「なるべきではないのだ」の一文が好きです。幕が上がる前の空気と、それを合図に幕が上がる感じ……。
 ど、どちゃくそ胡散臭い探偵が出てきましたね!! 正直阿久里さんのほうもだいぶアレだな! しつつ。怪しいことこの上ない……。
 やっぱ会話聞いていても怪しいしなによりパートナーがやばくかんじてしまいますね……阿久里さんなかなかでは?
 サブキャラクターは普通に良い人ですね。だから余計目立ってくるご夫婦……。カードがねえ、カード。夫の方が正義感あって真っ当ならやっぱ阿久里さんやばいひとでは。とかやっていたらうん……そうね……。わかりやすくまとまっていてすっきりしたお話でした。主人公にとってはすっきりなんてとんでもないですけどね!
 巻き込まれ不憫すぎる……お疲れさま……。お疲れさまですまないけどね……お疲れさましか言えないね……。

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