2021年1月振り返り

(2021年に別所で投稿したものを再掲したものとなっています。)

 師走があっという間に掛けていきました。
 さて、とくになにかするというわけではないのですが、

こちらの記事で「今年は休もう」「物事を整理しよう」と今年の目標を設定したので、「物事の整理」の一環として記事を書くことにしました。

 「今年は休む」をしているのもあり、あまり活動が表に出ないな、という問題の対処にもちょうどいいかなぁという個人的な考えもあったので、とりあえず今月はお試しチャレンジです。

1.今月の創作

 休む、という目標に素直なので、のんびりと目についたものに触れている形です。基本的に毎日なんらかの文章を書きながら、アナログでインプットアウトプット活動をしているのが今年のスタイルになったらいいなぁと思っています。

・投稿完了:「親友(男)が魔法少女を自称する件について」

 小説自体は完結しているものなので単純に全部公開終えただけですね。

 こちら、読んだ方に「ミステリーだった!」と好意的感想を頂戴できたので、ご機嫌に「ミステリーです!」と言っています。魔法少女《オカルト》という題材のくせに要素はだいぶ薄くトリッキーではありますが、そのキーワードが自分にとっては必要なものであり、また内容自体も自分らしい話を書き上げたなと頂戴した感想で実感を深められたのでよかったです。

執筆完了・公開:「足りぬ言葉が、結局全て。」

 こちらは「空と海の狭間で人は出会う。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054921769914/episodes/1177354054922526207」に登場した護衛士の恋愛話ですね。護衛士が恋したらどうなるのか気になるとお言葉を頂戴し、自分も考えていた部分があり書き始めたのが昨年。引き続きの執筆で、今月書き上げたので公開したものです。

 いい人無口系キャラが好きなのですが、自分が書くとちょっとマイペースすぎる人になったりしがちな傾向があります。これは糸目も同じくですね。好みは振り回され苦労人タイプなのに、なぜかマイペースになりがち……。マイペースが好きだから仕方ない。楽しく描き上げました。

・執筆中:「「アンソロジー『破戒』Breaking Knox」没原稿」

 昨年参加しました「アンソロジー『破戒』Breaking Knox」ですが、寄稿前に書いたものの諸事情で没にしたものがあり、そちらの体裁を整え直しています。

 寄稿作品では無くなったので、「これは自分ならしない」という要素を削除変更し、「寄稿するならここを直したほうがいい」と思っていたベース部分はそのままにしながらの向き合いなおしですね。寄稿する場合は前半から中盤あたりを並べ替えというか構成を整え直して寄稿しようと思っていましたが自作ならその必要なし。逆に残す予定だった終盤が自分だと無しな部分なのでその部分をがつがつ書き直している感じです。

 この「寄稿なら」「自分なら」という感覚が個人的に少し面白いな、と思ったりしています。同じく昨年参加させていただいた「【通常版】Anthologia ‐約束されしハッピーエンドアンソロジー‐ | 怠梟文庫 https://lazyowl.booth.pm/items/2410999」も「寄稿ならこういう要素かな」としながら書いていたので、主催のイメージが強いんだろうな……という実感ですね。

 ちなみに最初に参加させていただいた「蒼衣さんのおいしい魔法菓子公式アンソロジー みんなのスペシャリテ! | またまたご冗談を! BOOTH支店 https://mata2bken.booth.pm/items/1284636」はそこまで意識できなかったというか、ファン心理というか読者側の行きたいをぶちこんでしまって反省はすこしあります……。いやでも行きたいからしかたなかった。すごく甘えさせていただいたなぁ思いつつ、おかげさまでいろいろと寄稿と自作(手持ち)の違いが考えられて興味深い日々です。来月くらいには修正完了できそうですが、お休み期間なので特に焦らずのんびり修正していきます。

・アナログ絵五枚完成

 冒頭で紹介しました記事「2020創作振り返りと2021年について|空代|pixivFANBOX https://akisiro.fanbox.cc/posts/1751388 」にて紹介した分析ノートが地味に継続しています。正月期間に二枚、それから週に一枚くらいのペースで消化。一回休みが別の予定でなくなったので、インプットとアウトプットを連続して行っています。「この絵にどう感じたか」「自分なら何をかくか」「Aという要素があるのでBの演出をどうするか」「AではなくCだから逆のことをしてみたらどうか」など試行錯誤しながら向き合うのが楽しいですね。

 今回は
・髪を細かい線で描くのはアナログだと楽しい(が、塗ることには向かない)
・もともと好きだった線の途中を点線で途切れさせる演出はアナログにも向いている
・線を増やすことはいいが、細かい情報を背景や色で表現することは難しい(現状の自分の力では無理)
・水彩は色の定着まで時間がかかるので、塗っている最中の印象に引きずられて色を重ねすぎない
などが個人的に感じられたことでしょうか。あくまで休憩中の活動ですし、気分転換のアナログという部分を失わないように「できない」ではなく「できる」部分を見て広げていきたいなあと実感を強めた次第です。あと、昨年背景美塾さんの初級講座DVDをやってから背景が「描けはしないが描くことにアレルギー反応起こす状態からは脱却した」感があり、アナログではあまり書き込めませんがだからこそちょっと実験楽しいをしていきたいかもしれないですね。無理はしないですが(大事)。

・感想絵チャレンジ開始

 後述の「2.今月の本について」で触れますが、商業作品の感想絵を描き始めました。好きだった漫画の思い出を残すのと、一色のみのインク絵に慣れることと、気軽に絵を描くことをするためですね。ちなみに感想は別記事にまとめました。後述でそちらのリンクも張ります。
 元々私の気質として、商業作品はお金を払って満足してしまうところがありました。それだけでない追加のなにかを、と思い、ファンレターなども書く癖をつけようと思ったのが最近です。実際、ファンレターやレビューについても別途お手紙をしたためたりしています。(送り先が明確でないと難しいのと、こちらはやはり時間をとるため少しずつ後追いなぶぶんもありますが)
 創作同人界隈で個人に対しては感想と絵をセットはさすがに罪悪感がありますが、このあたりは商業に対して「まあそうそうこっちをみないだろう」という印象なのでさっくりやらせていただいています。ノートが埋まることに結構な楽しみを見出すので、この活動も続けられたらなぁとひっそり思っています。

2.今月の本について

 購入したのは「おすすめされた漫画」「読み進めたくて毎月購入予定の漫画」「Twitterで見かけた漫画」「資料・勉強本」です。うっかりおすすめされた漫画を全巻あつめたので、一桁代とはいえやらかしました。反省。
 漫画については前述の感想絵チャレンジで載せた本+感想絵チャレンジしだす前に読んだのでうっかり入れ忘れた四コマ系漫画(四コマじゃなかったりするがイメージ的に)とBL漫画です。来月覚えていたら混ぜたいですね……。
 ただBLについては、年齢制限ついていないものの私からしたら十分R18だろなんでついていないんだ??? レベルなのでどうなるかはわかりません。ただただ「イイ男」の絵が素敵だったので、勉強に購入しました。美形ではないタイプの格好いいで、すごく描きたいタイプのイイ男だったので資料なところもあります。ひたすら格好よかったですが、性的描写が本当がっつりだったので、扱い、困る……。

【漫画】恋愛・可愛い・癒し・ほのぼの・いいひと系
1518! イチゴーイチハチ! https://honto.jp/ebook/pd-series_C-MBJ-20005-5-205755X.html
オオカミ部下くんとヒツジ上司さん 1巻【電子特典付き】 https://honto.jp/ebook/pd_30746393.html
【漫画】友情・仲間・科学・雑学
Dr.STONE 7 https://honto.jp/ebook/pd_29180682.html
【漫画】追憶・バトル有・主人公強・仲間・親愛
葬送のフリーレン 1 https://honto.jp/ebook/pd_30425608.html
【漫画】コメディ・脇役・漫画あるある
主役じゃない方の僕ら https://honto.jp/ebook/pd_28794876.html
【漫画】恋愛・いい人・アセクシャル・セクシャルマイノリティ
きみのせかいに恋はない プチキス(1) (Kissコミックス) 伊咲ウタ https://www.amazon.co.jp/dp/B08FX9Q4HP/ref=cm_sw_r_tw_dp_RCW8AK64BN5D87VCC7EH

 資料については「創作キャラの最初に設定した身長体重と類似のボクサーさんの写真集」を購入しました。現在は体重増加させていますが参考に、ですね。絵としてもっと盛りたいところあるなとか、ボクサーだから引き締まりすぎているのもあるな、という形でこれはあまりうまくいきませんでした。

 それともう一つ、最近カラーインクで遊んでいます。前述の漫画感想絵がそれですね。
 ただ、カラーインクでのやり方がわからず「万年筆ラクガキ講座 https://honto.jp/ebook/pd_29009289.html 」を購入しました。
 こちらの内容ですが、本当絵をあまりかかないかた向けなのでHOWTOとしてはだいぶやさしい形なっています。語り調子が優しく、あまり技術を詰め込んだ表現がないのでサクサク読めますね。
 絵に対して肩ひじ張って向き合わなくていいよ、という方針なので人を選ぶかもしれません。情報量も万年筆やインク、紙についてありますが、そこまでがっつり、というものでもないです。
 ただ丁寧に優しい語り調子で伝えてくれるので、ふと手に取って眺めながら、少しずつ向き合う時間をくれるような内容でした。これで上手になる、というものではなく、じゃあ楽しんでいこうか、という形なので、ふとめくるに良いんじゃないかなあと思います。
 私自身はネットで情報探して呻くより一度簡単にと思った内容があってよかったです。ふわっと読んでふわっとやっています。見ての通りかすれたり諸々失敗してますがたのしい。それが私には大事。

3.今月のコラム:蔵書管理アプリ、利用しはじめました。

 タイトルままです。いい加減管理しないとなあと思って始めましたが、とても便利なのでご紹介。

蔵書マネージャー(本や漫画をバーコードでサクサク登録・グラフで確認・新刊検索・本整理)

蔵書マネージャー(本をバーコードでサクサク登録・新刊検索) - Google Play のアプリ
フォルダと豊富な機能で自由に蔵書管理。本の整理ができて楽しいアプリ。二度買いを防げ節約もバッチリ。めんどうな入力は最小限でストレスフリーな抜群の操作性。

 ひたすら便利です。私自身が「フォルダ分けしたがるタイプ」でして、それはタグというよりも階層管理なんですね。その都合に合致したアプリです。助かる……。
 フォルダ階層自由に作成できて、本の登録方法はバーコード読み取り・ISBN入力・WEB検索・完全手入力など幅広い。バーコード読み取りはカメラで都度撮影ではなく、カメラをかざして読み取るとそのまま表示されるので画像を削除などの手間もない。これ、本当すごいな! ってしました。

 購入時期、読了日を記載できて未読や既読管理ができ、未読既読に手入力で追加もできるので私は完全読了しない参考資料系はそのまま資料と記載して利用するようにしています。
 また、購入時期と自動登録で入り込む値段を使って、月ごとの購入冊数、金額、年間も振り返ることができる仕様……月を選択すれば購入したものがそのまま表示されます。

 同じく読了も確認できるので、読書冊数が月と年でわかり、月はクリックすればどの本化がやはりわかる……。購入冊数と読書冊数を見比べれば自分の罪もわかりますし金額はつい我に返らせますね。いやでもそこは狂ったままでいいですが、実際数字でみることができると楽しいです。
 使い勝手の良さと便利機能。広告が入るタイミングもさほど頻発ではないです。ちなみにお布施したいって思って購入したらワンコインで購入できてしまって(それも買い切り)、「買い切りでワンコインってそれでいいの!?」とうろたえました。

 飽き性ですがいまのところ一か月以上は続いています。実際どれくらい続くかな、は今年のまとめ記事を書けるころにわかりますね。個人的おすすめアプリの紹介でした。

(初出:2021/02/01 再掲:2023/02/17)

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